文部科学省

文部科学省「ミラメク」noteです。 教育、科学技術・学術、スポーツ、文化についての取組事例やインタビューを通して、政策に関する疑問に応え、各分野に関わる方々の役に立つ情報を発信します。

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文部科学省「ミラメク」noteです。 教育、科学技術・学術、スポーツ、文化についての取組事例やインタビューを通して、政策に関する疑問に応え、各分野に関わる方々の役に立つ情報を発信します。

マガジン

  • 文部科学省の広報誌「ミラメク」2025年冬号

    広報誌「ミラメク」2025年冬号を刊行しました(1月6日)。PDF版も刊行しています:https://www.mext.go.jp/b_menu/kouhou/index.htm

  • 文部科学省:教育

    文部科学省による教育関係の記事です。

  • 文部科学省:科学技術・学術

    文部科学省による科学技術・学術関係の記事です。

  • 地域発!教育振興基本計画×実践事例レポート

    2023年6月16日に閣議決定された教育振興基本計画では、「持続可能な社会の担い手の育成」と「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」を2つの大きなコンセプトとして掲げています。 今後、国の計画を参考にしながら、各自治体においても教育振興基本計画が策定されることになります。 「地域発!教育振興基本計画×実践事例レポート」では、各地域における計画の内容の具体的な取組の参考になるような情報・事例を発信していきます。

  • G7富山・金沢教育大臣会合レポート

    2023年5月に開催されるG7広島サミット(主要国首脳会議)関係閣僚会合として、令和5年5月12日(金曜日)~15日(月曜日)に、G7富山・金沢教育大臣会合を開催します。このマガジンでは、会合のレポートなどをまとめて投稿してまいります。

最近の記事

  • 固定された記事

災害時の「学び」を守る 大規模災害にいかに備え対応するか

地震や津波、豪雨・台風や洪水。いつでもどこにでも起こり得る大規模災害に際し、どのように行動し、誰が何をすれば、また、組織を超えてどのように連携すれば、被災した児童生徒たちの学習を継続させることができるのでしょうか。これまで通りの日常、学校活動を取り戻すために、何が必要なのでしょうか。 災害時に文部科学省は、学校施設の復旧に向けた技術職員の派遣や、被災した児童生徒の学習指導や心のケアのため教職員やスクールカウンセラー等の被災地支援人材に係る派遣調整等を行います。2024年1月

    • 科学の力で災害を力強くしなやかに乗り越える【防災科研】

       2024年は、能登半島における地震や豪雨などによる深刻な災害が相次ぎました。自然災害が多発する日本では防災・減災の備えが重要ですが、そのためには「今何が起きているのか」を知るための観測と、「なぜ・どのように起きているか」を明らかにするための研究開発が必要です。そのような観測や研究を行っているのが防災科学技術研究所です。 POINT ▶防災科研の観測データは緊急地震速報などに活用される。 ▶実物大の建物の耐震性能評価実験や、自然の断層活動の再現実験などを行える世界最大級の実

      • 「学び直しの拠点」を目指す県立夜間中学(徳島県の事例)

        夜間中学とは、戦後の混乱や不登校など様々な事情により義務教育を十分に受けられなかった方へ、いつでも・いつからでも学び直しの機会を提供する学校です。近年はニーズも多様化し、現在、32都道府県・指定都市に53校が設置されています。 2021年、全国初となる「県立」の夜間中学が徳島県に開校し、昨年3月、同校で中学校の学びを終えた卒業生たちが新たな一歩を踏み出しました。徳島県立しらさぎ中学校の先生と卒業生、教育委員会の方々に、地域社会における夜間中学の役割や今後の展望についてお話を

        • 【福島#3】高校生語り部が震災と復興を未来へつむぐ|教育振興基本計画×実践事例⑨

          各地域における教育振興基本計画の具体的な取組事例を発信する「地域発!教育振興基本計画×実践事例レポート」第9弾。福島県の取組紹介の後編です。 「福島らしさ」をいかした教育前編、中編では不登校児童生徒への支援の取組についてご紹介しましたが、今回は、第7次福島県総合教育計画が目指す「個人と社会のWell-beingを実現」に向けて、「福島らしさ」をいかして、子供たちが自らの可能性を伸ばすとともに、子供たちが生きるこの福島県の未来を創造する取組事例をご紹介します。 取組の名称は

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        災害時の「学び」を守る 大規模災害にいかに備え対応するか

        マガジン

        • 文部科学省の広報誌「ミラメク」2025年冬号
          3本
        • 文部科学省:科学技術・学術
          14本
        • 文部科学省:教育
          27本
        • 地域発!教育振興基本計画×実践事例レポート
          14本
        • G7富山・金沢教育大臣会合レポート
          19本

        記事

          【福島#2】不登校の子供たちへのオンライン支援|教育振興基本計画×実践事例⑨

          各地域における教育振興基本計画の具体的な取組事例を発信する「地域発!教育振興基本計画×実践事例レポート」第9弾。 前回に引き続き、福島県の取組のうち、不登校児童生徒に対する支援の具体例をご紹介します。 支援の具体的取組事例前回は、福島県の不登校児童生徒や地理的・交通状況を考慮し、児童生徒への学習支援や交流支援の一つとして、オンラインでの支援が進められていることをご紹介しました。 その支援は実際にどう行われているのでしょうか? 実際にオンラインでの活動の様子を見ると、この

          【福島#2】不登校の子供たちへのオンライン支援|教育振興基本計画×実践事例⑨

          【福島#1】ふるさとと子供たちのウェルビーイングを共に目指す|教育振興基本計画×実践事例⑨

          令和5年6月に策定した第4期教育振興基本計画では、「持続可能な社会の担い手の育成」と「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」を2つの大きなコンセプトとして掲げています。 「地域発!教育振興基本計画×実践事例レポート」第9弾の今回は、いち早く県の計画にウェルビーイングを取り入れている、福島県の取組を3回に分けてご紹介します。 福島県の第7次福島県総合教育計画における育成したい人間像福島県では、令和3年度に決定され、令和4年度から12年度までの計画である第7次福島県総合教

          【福島#1】ふるさとと子供たちのウェルビーイングを共に目指す|教育振興基本計画×実践事例⑨

          【地域中核・特色ある研究大学支援③】J-PEAKS事業採択大学の取組紹介~第3弾 神戸大学・岡山大学・広島大学・沖縄科学技術大学院大学~

          日本全体の研究力向上に向けて、文部科学省では様々な強みを持つ大学に対して「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」を通じて支援を行っています。 J-PEAKSでは、令和5年度に12大学を採択しており、今年の7月5日には採択された全12大学の学長に登壇いただき、その取組を紹介するためのキックオフシンポジウムを開催しました。 第1弾と第2弾に続き、最後となる第3弾でもキックオフシンポジウムで紹介された採択大学の取組の概要について紹介します。 【神戸大学】バイ

          【地域中核・特色ある研究大学支援③】J-PEAKS事業採択大学の取組紹介~第3弾 神戸大学・岡山大学・広島大学・沖縄科学技術大学院大学~

          【地域中核・特色ある研究大学支援②】J-PEAKS事業採択大学の取組紹介~第2弾 慶應義塾大学・金沢大学・信州大学・大阪公立大学~

          日本全体の研究力向上に向けて、文部科学省では様々な強みを持つ大学に対して「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」を通じて支援を行っています。 J-PEAKSでは、令和5年度に12大学を採択しており、今年の7月5日には採択された全12大学の学長に登壇いただき、その取組を紹介するためのキックオフシンポジウムを開催しました。 第1弾に続き、第2弾でもキックオフシンポジウムで紹介された採択大学の取組の概要について紹介します。 【慶應義塾大学】智徳の協働で、多様

          【地域中核・特色ある研究大学支援②】J-PEAKS事業採択大学の取組紹介~第2弾 慶應義塾大学・金沢大学・信州大学・大阪公立大学~

          【地域中核・特色ある研究大学支援①】J-PEAKS事業採択大学の取組紹介 ~第1弾 北海道大学・千葉大学・東京農工大学・東京芸術大学~

          日本全体の研究力向上に向けて、文部科学省では様々な強みを持つ大学に対して「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」を通じて支援を行っています。 J-PEAKSでは、令和5年度に12大学を採択しており、今年の7月5日には採択された全12大学の学長に登壇いただき、その取組を紹介するためのキックオフシンポジウムを開催しました。 シンポジウムの当日の様子のほか、採択大学の取組の概要を紹介します。 キックオフシンポジウムについて7月5日のキックオフシンポジウムでは、

          【地域中核・特色ある研究大学支援①】J-PEAKS事業採択大学の取組紹介 ~第1弾 北海道大学・千葉大学・東京農工大学・東京芸術大学~

          「佐渡島の金山」の世界遺産登録

          7月27日、インド・ニューデリーで開催された第46回世界遺産委員会において、「佐渡島の金山」が、我が国26件目(文化遺産としては21件目)の世界遺産に登録されました。以下では、新たに世界遺産となった「佐渡島の金山」について、その世界遺産としての価値について紹介します。 「佐渡島の金山」について豊かな金鉱山の島である佐渡島では、16世紀末から19世紀半ばの約250年にわたって、伝統的な手工業を深化させることで高品質な金(最高純度99.54%)の大量生産を可能にした金生産システ

          「佐渡島の金山」の世界遺産登録

          次世代マイスターを育成する専門高校の挑戦(埼玉県の事例)

          社会システムが急激に変化している今日、高校教育の現場では、実社会に関わる課題を解決しようとする探究的な学びや、地域の産業界等と連携した高度かつ実践的な学びが重視されています。特に産業界で活躍する人材の輩出が期待される専門高校では、産業構造や仕事内容のめまぐるしい変化に応じて教育内容をアップデートしていくことが重要です。 専門高校はいかにして産業界の変化を教育内容に取り入れていくとよいのでしょうか。企業から現役の役職者や技術者を採用し一体となって教育課程を刷新・実践している、

          次世代マイスターを育成する専門高校の挑戦(埼玉県の事例)

          いま、大学発スタートアップが熱い

          日本は経済の低迷や人口減少など様々な社会課題を抱えています。その状況を打破する手段としてスタートアップの存在が注目されており、特に、ディープテックと言われるAI(人工知能)や量子コンピュータ、宇宙、核融合、再生医療等のスタートアップは、世界的にも大きな社会的インパクトを与えることが想定されます。このため、この分野のスタートアップを創出する大学には、社会から高い期待が寄せられています。 ここでは、スタートアップの役割や、社会で活躍する大学発スタートアップについて紹介します。

          いま、大学発スタートアップが熱い

          教師の働きやすさと働きがいをどう両立させるか|持続可能な教育現場をつくるための環境整備

          今年8月、中央教育審議会(以下、中教審)において、「「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について(答申)」が取りまとめられ、教師を取り巻く環境整備のため、「働き方改革の更なる加速化」「学校の指導・運営体制の充実」「教師の処遇改善」を一体的・総合的に進める必要があるとの考え方が示されました。今後、文部科学省はこの提言に沿って施策の実現に向けた取組を進めることになります。 中教審の荒瀬会長と「質の高い教師の確保特別部会」の貞広部会長

          教師の働きやすさと働きがいをどう両立させるか|持続可能な教育現場をつくるための環境整備

          学校という「場」のウェルビーイングの醸成に向けて ~全国学力・学習状況調査から分析するウェルビーイング~|教育振興基本計画×実践事例⑧

          令和5年6月に策定した第4期教育振興基本計画(以下「第4期計画」という。)では、コンセプトの一つとして、「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」を掲げています。これまで「地域発!教育振興基本計画×実践事例レポート」の各記事で、各地域・学校で考えるウェルビーイングを高める様々な実践事例も取り上げてきました。 様々な取組を紹介してきましたが、実際のところ、児童生徒のウェルビーイングには、どのような要素が、どのくらい影響しているのでしょう?   今回の記事では、第4期計画にお

          学校という「場」のウェルビーイングの醸成に向けて ~全国学力・学習状況調査から分析するウェルビーイング~|教育振興基本計画×実践事例⑧

          【登録博物館等マーク】博物館をもっと身近に―そうだ!博物館に行こう!!―

          文化庁では、国民の皆様に博物館をもっと身近に感じていただくとともに、歴史博物館、美術館、科学館、動物園、水族館など、博物館の種類を超えた一体感の醸成を目的として、「登録博物館等マーク」を作成しました。日本の博物館として日の丸をベースに、世界に繋がるJAPAN MUSEUMのJとMを組み込んだシンプルかつ均整の取れたデザインです。 この博物館等の「登録博物館等マーク」は、2022年4月に約70年ぶりに改正された博物館法(博物館の世界にも法律があるんです!!)を受け、作成された

          【登録博物館等マーク】博物館をもっと身近に―そうだ!博物館に行こう!!―

          未来のパラアスリート誕生に向けて  持続可能なシステム形成への手掛かり(北九州市の事例)

          今夏、いよいよパリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。トップアスリート達が世界の舞台に立つためには、才能を見出し、引き出し、伸ばしていく仕組みを社会に構築することが必要です。文部科学省の外局であるスポーツ庁では、アスリートの発掘・育成・強化の一体的な推進に取り組んでいます。 アスリートの発掘、その先の課題スポーツ庁では、アスリートの「発掘」の部分の取り組みとして、「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト(J-STARプロジェクト)」を行っています

          未来のパラアスリート誕生に向けて  持続可能なシステム形成への手掛かり(北九州市の事例)