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(漫画)世界の天文学の発展に寄与する「国立天文台」とは!

国立天文台は、東京都三鷹市に本部を置く世界最先端の天体観測施設を擁する研究拠点です。日本の天文学の研究をリードするだけでなく、世界的な天文学の発展に貢献しています。

例えば、宇宙にあまねく存在し、銀河の形成にも不可欠なものと考えられているダークマター(暗黒物質)の大規模分布を世界で初めて明らかにするなどの成果を挙げています。未だに正体が不明であるダークマターの謎に迫る重要な手がかりを与えるものです。
 
天文台というと巨大望遠鏡をイメージする方が多いと思います。国立天文台は、超巨大な望遠鏡だけでなく、目に見えない電波や赤外線、重力波と言ったものを、キャッチ・分析するセンサーを開発し、宇宙の謎を解明する研究を進めています。

どうでしょう? 皆さんもレンズで興奮しそうですか?(笑)
 
国立天文台は単に研究を推進しているだけでなく、日本でしか作れない最先端の高度な機器が、少人数の技術者によって職人のように手作りされている現場でもあります。様々な技術を結集した機器を自ら生み出しつつ、世界の天文学の発展に貢献しています。

赤松政務官が興奮した国立天文台は、天文台歴史館と展示室についてどなたでも見学ができます。また、定例観測会などのイベントもあります。
是非、皆さんも宇宙の神秘を感じてみませんか?

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大学共同利用機関法人自然科学研究機構
国立天文台 三鷹キャンパス

天文台歴史館

・住所:〒181-8588 東京都三鷹市大沢2-21-1(アクセス
・公開日時:年末年始期間(12月28日〜1月4日)を除く毎日
 午前10時から午後5時まで (※入場は午後4時30分まで)
・料金:入場無料
※見学に当たっては入構手続き等が必要になりますので、見学案内のページをご確認ください。
※令和7年1月8日から3月30日まで工事のため正門が閉鎖されていますので、すべての入出構は裏門からとなっております。ご注意ください。
 
今回、漫画で紹介された施設のうち、天文台歴史館と展示室は一般の方でも見学ができます。

三鷹キャンパス 公開施設

関連リンク
大学共同利用機関法人自然科学研究機構 国立天文台
イベント(国立天文台が三鷹キャンパスで行っているイベントを紹介しています。)
ギャラリー(天文台が観測した天体や施設などの画像をご覧いただけます。)

漫画で紹介されている視察した施設の詳細
65センチメートル屈折望遠鏡:天文台歴史館 | 国立天文台(NAOJ)
TMT(30m光学赤外線望遠鏡)主鏡分割鏡:展示室 | 国立天文台(NAOJ)
干渉計型重力波アンテナ TAMA300 | 国立天文台(NAOJ)

その他視察した施設の詳細
4D2Uドームシアター
先端技術センター



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