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文部科学省の広報誌「ミラメク」2024年夏号

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「ミラメク -未来の羅針盤 文部科学省-」は、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化についての取組事例やインタビューでのリアルな情報を紹介する広報誌です。​​ この誌名は、文部科学…
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記事一覧

【博士をとろう!】未来を担う博士人材が多様なフィールドで活躍できる社会を実現するには(インタビュー)

【博士をとろう!】未来を担う博士人材が多様なフィールドで活躍できる社会を実現するには(インタビュー)

2024 年3月26日、文部科学大臣を座長とする「博士人材の社会における活躍促進に向けたタスクフォース」において、「博士人材活躍プラン~博士をとろう~」を取りまとめました。大目標として「2040年における人口100万人当たりの博士号取得者数を世界トップレベルに引き上げる」ことを掲げています。

博士・ポスドクの進路多様化は、約20年前から科学技術・学術審議会人材委員会や中央教育審議会大学分科会で審

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【活火山法改正】火山本部始動|火山調査研究を一元的に推進

【活火山法改正】火山本部始動|火山調査研究を一元的に推進

- - - - - - 記事のポイント - - - - - -
▶ 2024年4月、文部科学省に火山調査研究推進本部を設置。
▶ 政府として火山に関する調査研究を一元的に推進。
▶ 火山専門人材の育成とあわせて、活動火山対策をさらに強化。
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日本は111の活火山を抱える世界有数の火山国で、過去に何度も噴

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未来のパラアスリート誕生に向けて  持続可能なシステム形成への手掛かり(北九州市の事例)

未来のパラアスリート誕生に向けて  持続可能なシステム形成への手掛かり(北九州市の事例)

今夏、いよいよパリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。トップアスリート達が世界の舞台に立つためには、才能を見出し、引き出し、伸ばしていく仕組みを社会に構築することが必要です。文部科学省の外局であるスポーツ庁では、アスリートの発掘・育成・強化の一体的な推進に取り組んでいます。

アスリートの発掘、その先の課題スポーツ庁では、アスリートの「発掘」の部分の取り組みとして、「ジャパ

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【登録博物館等マーク】博物館をもっと身近に―そうだ!博物館に行こう!!―

【登録博物館等マーク】博物館をもっと身近に―そうだ!博物館に行こう!!―

文化庁では、国民の皆様に博物館をもっと身近に感じていただくとともに、歴史博物館、美術館、科学館、動物園、水族館など、博物館の種類を超えた一体感の醸成を目的として、「登録博物館等マーク」を作成しました。日本の博物館として日の丸をベースに、世界に繋がるJAPAN MUSEUMのJとMを組み込んだシンプルかつ均整の取れたデザインです。

この博物館等の「登録博物館等マーク」は、2022年4月に約70年ぶ

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【大学支援】J-PEAKSが本格始動 多様なピークを形成し、日本の研究力向上へ

【大学支援】J-PEAKSが本格始動 多様なピークを形成し、日本の研究力向上へ

日本の研究力向上のためには、国際的に卓越した大学への支援と同時に、地域の中核となる大学や、特定分野に強みを持つ大学に対する支援も必要です。文部科学省では、「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」において、様々な強みを持つ大学における研究力の飛躍的向上に向けた支援を開始しました。担当局長である柿田恭良 科学技術・学術政策局長が本事業を解説します。

研究力の向上に向けて近年、我が

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