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G7富山・金沢教育大臣会合、最終日。ドイツとの会談、金沢大学訪問、そして最後の昼食会へ

G7富山・金沢教育大臣会合、4日目の5月15日(月)…いよいよ最終日を迎えました。

ドイツとの会談

永岡大臣は、ドイツのベッティーナ・シュタルク=ヴァッツィンガー教育・研究大臣と、日ドイツ間の科学技術分野について意見交換を行いました。

冒頭、永岡大臣は、G7 教育大臣会合及び G7 科学技術大臣会合に御出席いただいたことに対する感謝を伝えました。

シュタルク=ヴァッツィンガー大臣からは、日ドイツ間では様々な分野におけるプロジェクトが進行中であり、学術研究における協力関係をより一層深めていきたいとの発言がありました。
この会談を通して、様々な分野における日ドイツ両国の協力を、今後さらに強化していくことの重要性を改めて共有しました。

ドイツのシュタルク=ヴァッツィンガー大臣とお土産を交換

金沢大学を訪問

その後、永岡大臣、そして参加国・組織代表の一行は、最後のエクスカーション(視察・見学ツアー)先である金沢大学の角間キャンパスへ向かいました。
自然科学本館の正面玄関ホールにてオーケストラが演奏する中、和田学長や学生たちが大臣たちをお出迎えし、オープニングセッションが始まりました。

和田学長からは、歓迎のご挨拶に続き大学の特徴や歴史をご紹介。「一人一人が輝く社会の実現に向けて学生や研究者が十分に活躍できるよう後押ししていく」とお話いただきました。

続いて中村研究担当理事から、金沢大学の研究・社会共創活動が生み出す「未来知」によるWell-being実現に向けた努力を紹介いただきました。

その具体的な取組みとして、ナノ生命科学研究所(NanoLSI)の中島美紀教授、子どものこころの発達研究センターの菊知充教授、理工研究域生命理工学系のローマン・ミロツスキー特任助教が、金沢大学の先端研究の成果や産学連携のプロジェクトが目指す未来の社会について各国・組織代表に説明されました。

熱心に聴き入る各国・組織代表の皆様

オープニングセッションの後は、場所を移動して金沢大学の学生、海外からの留学生、金沢大学附属高等学校の生徒の皆さんとのディスカッション。8つのテーブルに分かれ、「Towards a Society where Everyone Shines~誰もが輝く社会へ~」の大テーマにつながるそれぞれのテーマで、学生からのプレゼンテーションに続きディスカッションを行いました。

テーブルには、金沢大学附属特別支援学校の生徒が製作したクッキーと、金大グアテマラコーヒー、百草紅茶(学生プロジェクトが開発)が用意され、金沢大学らしいおもてなし。

永岡大臣はお帰り際に特別支援学校の生徒に「クッキーとても美味しかった」と伝えていました

生徒学生に対する各国・組織代表からのフィードバックや問いの投げかけに対し、皆で具体的なアイディアを出し合うシーンも。

ディスカッションの締めくくりとして、それぞれのテーブルからの代表者が集まる形で「ユース宣言」を発表。

それに対して、永岡大臣は、ユース宣言をしっかりと受け止めていきます、という約束と、若き次世代リーダーに向けて、将来に向けて素晴らしい社会をつくってほしい、とメッセージを送りました。

金沢大学のみなさんとの記念撮影

最後の昼食会

金沢大学を後にした一行は、最後の昼食会会場である金城樓へ。
石川県立金沢桜丘高校の箏曲部の生徒たちによる、お箏の演奏でおもてなし。金沢桜丘高校は、毎年のように全国大会に出場するほどの腕前とのこと。日本の古くからある童謡や民謡を、見事に披露しました。

息ぴったりの演奏でした
各国・組織代表から惜しみない拍手が送られました

その後、大臣からの御挨拶と乾杯の発声があり、桜鱒の柚庵焼きや郷土料理の鴨治部など伝統的な加賀料理を堪能。この4日間の締めくくりにふさわしい華やかな昼食会となりました。

ご参加いただいた、各国・組織代表の皆様に心から御礼申し上げます。
ありがとうございました、どうかお気をつけてご帰国ください。

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