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★ミラメク三役★文部科学省 政務三役はどんな人!?

こちらの「ミラメク三役」企画では、毎回ひとつのテーマに沿って大臣、副大臣、大臣政務官からエピソードを募り、その素顔に迫ります。
第1回のテーマは“思い出の桜”です。

大臣 永岡 桂子

娘2人の子育てに孤軍奮闘していた時代、近所の仙川沿いの公園を通りかかり、息をのむような満開の桜に目を奪われました。しばらくそこに立ち尽くしてしまい、日頃の育児の大変さを束の間忘れて、ひたすらに桜色の空を見つめていました。一年のうち限られた時間しか堪能できない「非日常」が、「日常」の大変さを一時忘れさせてくれるのかもしれません。こんな貴重な時間をくれる春の「桜」そして「お花見」を大事にしていきたいですね。

副大臣 簗 和生

私の地元、栃木県大田原市の佐良土に所在する光丸山法輪寺の境内に市指定天然記念物「西行桜」があります。保延年間に西行法師が同寺を訪れた折、この枝垂れ桜を見て、「盛りには などか若葉は今とても 心ひかるる糸桜かな」と詠んだと伝えられています。桜の花の短い盛りに心惹かれ、無常の哀しみに美を覚える、日本人の情緒豊かな感性、日本の伝統文化の根底に流れる「もののあはれ」を、西行法師の歌にみるのです。

副大臣 井出 庸生

東京豊島区と新宿区の境、都電荒川線沿いを流れる神田川の桜は、満開になると多くの人が足をとめます。東京の居宅から近く、通勤の自転車で、ペダルを休めて楽しんでいます。朝は春の強い陽射しに和らぎを、夜は涼しい夜風とともに癒しを与えてくれます。自転車通勤は10年になり、千鳥ヶ淵や靖国神社などの名所も寄り道して、満開を楽しんでいます。皆様もぜひ、桜サイクリングを。

大臣政務官 伊藤 孝江

宝塚市に住む私にとって阪神競馬場はいつでもそこにある、当たり前の存在。桜の名所としても有名です。毎年4月に開催される桜花賞の当日、競馬場の解放されたエリアで、親戚知人が集まっての賑やかな花見は、新型コロナが流行するまで、30年以上続いた我が家の風物詩。毎年食べきれないほどの料理を用意してくれた母が亡くなり、今年は父と久々に、母の思い出話に花を咲かせたいと思います。

大臣政務官 山本 左近

「左近の桜、右近の橘」京都御所の紫宸殿にある桜の銘が私の名前の由来です。淡い花でちらちらと花吹雪くソメイヨシノの美しさ。一方で、欧州に住んでいる頃に見た桜の花は、色濃く、そして長く咲いていました。何故だろうと考えた結果、人生観や価値観の違いによって好む種類が異なることに気がつきました。桜を通じて、世界の多様性に想いを巡らせると同時に、日本人とは何かと再発見できた思い出の桜です。


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